両刃鋸　忠一郎　210mm

明治30年頃から全国的に普及した最も一般的で利用度が高い木工用のノコギリ。
様々な大工仕事に用いることができるように、両側に刃がついています。
細かい刃は木目を横切って挽く横挽き用、荒い刃は木目と平行して挽く縦挽き用になっています。
用途：乾燥された木材の切断、加工

刃先から真ん中にいくにつれて薄くなっているので、木との摩擦が起きにくく、鋸の重みで切ることができます。

・口藤巻柄

研磨有
※両刃の場合、鋸板の真中から刃部に向かって厚くなっているため、木との摩擦が少なく力を入れずに挽くだけで軽く切れます。
※両刃の立挽目は切れ味を良くするため、上目がついています。
※手曲、穴挽は鋸の背側に向かって薄くなっている為、木との摩擦が少なく、切り抜けられます。

【お手入れ方法】
①目に残っている木クズを取る。
②使用後は食用油等で（特に刃部）良く拭く。